マジックを始めるなら今がチャンス!乗り遅れるな!
マジックを始めるなら今がチャンス!乗り遅れるな!
以前、これからはAIの時代なので、マジックを始めるべき!という記事を書いたのですが、今回はまた別の観点から今、マジックがアツい理由を述べていきたいと思います!AIの記事について興味ある方は以下の記事をご覧ください!
芸術の成り立ち
まず、マジックの話に入る前に芸術というのがどのようにして成り立っていくのか述べていきたいと思います。もちろん諸説あると思いますので、あくまで著者一個人の考えとして聞いてください。
結論から言うと、
芸術は機能性に意味が付加されてできる
という事です。
具体例として絵で考えてみましょう。
絵というのははるか昔、物を見た通りにそのまま記録するために成立したと考えて良いでしょう。例えば、土器の作り方や形、建物の形など絵として後世に残せると便利なものは山ほどあったはずです。
そこから時は流れ、ある天才がこう考えるわけです。
「見た物じゃなくても絵にできるのではないか?」
「想像で絵を書いたり、この世に存在しないものなどを絵にできるのではないか?」
この段階では、現実以外の領域にも手を出してはいますが、まだ特に意味はありません。
さらに時は流れ、こう考える人も出てきます。
「絵で自分のこの気持ちを表現できないだろうか?」
「絵であらゆるものを風刺したい」
ここで絵に意味が付加されて、芸術となります。
最初はきっと目の前にある物を正確にコピーしたかのような絵を描く人が評価されていたでしょう。しかし、人々が絵に記録以外の価値を見いだした時、絵にどれだけの意味がこもっているのかを評価し始めます。
最初機能性があり、それに意味が追加されるという流れはあらゆる芸術で見られます。
文字に意味が追加されて、俳句や詩、川柳、物語などになり、
動く、歩く、走るに意味が追加されて、ダンスとなり、
音に意味が追加されて、音楽となりました。
芸術は機能性に意味が付加されてできる
この流れを覚えておいてください。
マジックという芸術の現在
それでは、マジックの話に移りましょう。
上記の話に当てて考えるならば、マジックの機能というのは人を騙す、驚かせるといった事になります。現在までずっと人をどのようにして騙すか、いわゆるマジックのタネについての研究がなされてきました。
絵でいうと、どのようにしたら完璧に目の前にある物をそのまま記録できるのかについての研究がなされてきた段階です。この過程であらゆる絵の描き方が編み出され、絵の具に何を用いるか、キャンバスは何を用いるかなどあらゆる観点から洗練されてきました。
そしてそんなマジックの研究も一段落つき、現在、人を騙すという機能に意味が追加されようとしています。具体的には2015年のマジックの世界大会であるFISMで大きくマジックの流れが変わりました。FISMについての記事は以下をご参考ください!
具体的にどのような芸術性を帯び始めているのかはかなり長くなってしますので別の記事で取り上げますが、
現在がマジックという芸術の黎明期である
という事は間違いないでしょう。
参考までにこのマジックを芸術として昇華させた分かりやすい例としてFISM2015年大会のジェネラル部門1位であるKim Young Min氏の動画を貼っておきます。是非ご覧ください。棒が消える、出てくる、リングが出てくる、文字に起こすとそれだけですが、彼は他の要素を足していく事で見事に芸術に昇華させています。
また、彼を徹底分析した記事もありますので是非!
今マジックを始めるべき理由
現在、マジックが芸術になろうとしている過渡期であり、マジックという芸術の黎明期であるという事はお分かり頂けたと思います。
つまり、マジックという芸術は未開拓の宝の山のようなものなのです。少し他の人とは変わった事をするだけで芸術として評価されると思います。このゴールドラッシュのような時代はすぐに終わりをむかえてしまうでしょう。今こそがチャンスなのです!
また、マジックが芸術であるという認識もまだ広がっていません。マジック業界の流れが変わったのは2015年だからです。まだマジシャンの多くもアップデートできていません。しかし、だからこそ今なのです。広がってしまってからでは、ライバルが大量にいる事になります。時代の一歩先を進む事が大切なのです。
マジックを始めるなら今がチャンス!乗り遅れるな!
みなさんも是非一緒に宝を探しにいきませんか?
ではまた!
色々面白いマジックが見たい!という方は、おすすめマジシャンをまとめた記事があるので是非参考にしてください!
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